はじめに閲覧されるべきもの

大切なことを書いたり、書かなかったりします。

今にもマッチは芯に触れる

『30歳まで童貞だったら魔法使いになれる』いう話を聞いたことがある。


ここで言う『魔法』とは
クリスマスにカップルだらけの街を一人で歩いても寂しくないという魔法であったり
寒いギャグでその場の空気を凍りつかせる魔法であったり
そういう意味で言われることが多いのだけれども。


童貞の頃の世界は、
とにかくバカで
最強で
中二病
自己顕示欲の塊で
未来にワクワクしていて
将来が不安で
それは間違いなく魔法だった。


魔法はあったんだと思う。


中学生ぐらいの頃、
頭の中の8割は、おっぱいのことを考えていて
残りの2割は、やはりおっぱいのことを考えていた。


ただ純粋に
一転の曇りもなく
エロいことだけを考えていた。


女性に対して幻想を抱いていて
性の知識もなんかふわっとしていたけれど。


童貞の頃に持っていた情熱は
正に魔法と呼べる程のエネルギーで
新幹線を東京から博多まで動かしたり
ガソリンのプールで泳いだり
簡単にできそうな気がした。


今の僕は
ほとんどの「才能」と呼ばれるモノの正体は
単純に「努力し続けられること」だということを知っている。


羽生善治が僕の何倍も将棋のことを考えていて、
イチローが僕の何倍もバットを振っていることを知っている。


「努力したものが全て報われるとは限らん。
しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」
と誰かが言っていた。


『心の原動力』や『パッション』と呼ばれる、自分を衝き動かす根源的な何かは
『理』とは別の部分にあって、
理屈ではそれをやることが間違いなく有益だと解っていたとしても、
全くやる気が出ない、指一本動かない、という時が確かにある。


「どうせ自分には才能が無いし」
「今更始めたってずっとやってきた奴には勝てないし」
とか、やらないための言い訳ばかりが浮かんでくることが確かにある。


今の僕は
もう魔法は使えないのかもしれないけれど
今でもあの頃を思い出しては
心のランプに火を灯し続けるよ。


何が言いたいのかというと


ギターを買いました!


モテていきたい!



Lamp