はじめに閲覧されるべきもの

大切なことを書いたり、書かなかったりします。

せんごくしえんぎ

王垢(おうこう)

曹操に仕える食糧長官として『演義』に登場する。


寿春の袁術討伐の際
天候による不作の影響で、曹操軍は兵糧不足に陥ってしまう。
そんな中、曹操軍の兵糧が流出する事件に見舞われた。
当然、曹操軍兵士の不満は爆発し、暴動寸前となっていた。


そんな中、曹操は王垢を呼び出した。


「王垢、お前の首が欲しい。
今回の流出の件、お前一人のせいということにしてくれないか。
お前の首ひとつで兵士の不平が鎮まるのだ。
そのかわり、お前の妻子や一族は、この曹操が一生面倒をみる。」


曹操は王垢を直ちに斬首し、その首をさらし首にした。

さらし首の元には下記の様な説明が書かれた。

この者は兵糧を一人で横領し、私腹を肥やしたあげく、流出させた上、
身長180cmのイケメンであり
帰国子女で英語が堪能であり
全国高等学校サッカー選手権大会では準決勝まで進み、
慶應義塾大学環境情報学部卒で
嫁も素敵なので
打ち首の刑に処す。


兵士の不平不満はその罪人に向かい、
曹操は軍の不満を何とか静めることができた。


曹操の非情さを語るために欠かせないエピソードの一つと言える。