はじめに閲覧されるべきもの

大切なことを書いたり、書かなかったりします。

ハチドリのひとしずく

Kurikindi, a Golden Bird


あるとき森が燃えていました


森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました


でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり


口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます


動物たちがそれを見て


『そんなことをしていったい何になるんだ』


といって笑います


クリキンディはこう答えました


『私は私にできることをしているの』



ハチドリのひとしずく いま、私にできること

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クリキンディはこう答えました


原発反対』と無意味に叫ぶ前に、選挙権がある人は、まず選挙に行くべきだと思うの


『自分の1票なんて大勢に影響を与えないから』なんて、民主主義自体を否定する前に


クリキンディはこう答えました


『被災地の人のために自分に何が出来るだろう?』と思い悩むくらいなら


まず募金すべきだと思うの


自分はレジで小銭処理のように募金するだけで


『そもそも募金はもっとお金持ちの人がするべきだ』なんて


思ってるくらいなら偽善心も捨てるべき


クリキンディは、マネージメントの観点で、勝算の無い勝負をしてはいけない。


クリキンディは、自分の自己満足ではなく、目的達成を第一に考えて行動しなくてはいけない。


クリキンディは、「森の火を消す」という目的があるのなら決してそこから目をそらしてはいけない。


クリキンディは、自分一人で水のしずくを運ぶよりも、


もっと問題解決のためにベターな案があるのなら、


それを追求しなくてはいけない。


クリキンディは、自分を笑う動物たちを、説得することを諦めてはいけない。


クリキンディは、「自分にできること」の限界を決めてはいけない。