拝啓 15歳の君へ

5歳のころ、昼と夜には境界があった。
日没後、街は僅かな残光に照らされながら、薄布のような闇にゆっくり覆われ、音は消え、空気は澄んで、光さえも青くなり、別の世界になった。
毎日顔を合わせているはずのクラスメイトと、なぜか、夜の公園で、深夜の街角で会いたいと思った。

 

ぼくらの格差社会

いつだって配られたカードで勝負するしかない。
ゲームのルールに文句を言っていても始まらない。
唯一、知っておいたほうがいいことは、
「トランプの大富豪で手札が揃っているやつは、革命を望んだりはしない。」
ということ。
勝っているやつは基本的にルール変更を望まない。

 

伝えたいことがあるんだ

ずっと大切にしていた物が、ある日突然無意味なガラクタに見えた。

好きだった音楽が、いつの間にか色あせていた。

信じていた物が、実は空っぽだった。

今まで見えなかった物が見えた。

聞こえなかった音が聞こえた。

おれのチャンネル登録数が9人だった。

みんながおれのことを笑っているような気がする。